濃い霧の中、とある場所に集まった8人。 深夜高速バスの乗客と運転手だった。様々な理由で和歌山へ向かっていた8人だが、そこは何かが違っていた。 全ての時計が午前2時13分で止まっていたのである。 それは8人が亡くなった時刻であると、突如現れた天国への案内人を名乗る男に告げられた8人だが、この日実際バスの事故で亡くなったのは7人だった。つまり、間違えられた1人は生き返る事が出来ると言う。
夢、後悔、残された家族、様々な思いが8人の脳裏を巡る。 8人は如何なる方法で1人を選ぶのか。それとも他の道を選ぶのか。8人が出した結論とは...。
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