<ストーリー> 伝統工芸・有田焼の街。父と祖母と3人で暮らす14歳の結衣(中島セナ)は、美しいと感じたものを自分の色づかいで絵に描くことが大好きで、美術教室での技術重視の指導方針にはなじめずにいる。ある日、結衣は父(大迫一平)が好意を寄せる絵付け師の美樹(宮内麗花)と出会い、その独創的な絵柄にひかれる。一方、美樹は公募展を前に、入賞を約束された古典的なものか独自のデザインかのどちらを選ぶべきか悩んでおり、結衣はそんな彼女に個性を尊重するべきだと主張。やがて、大人たちの都合や裏切りに動揺した結衣は、ある行動に出る。
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