肥前浜宿は浜川の河口につくられたまちなみで、室町時代には町として成立していたと考えられています。 江戸時代は長崎街道多良往還(多良海道)の宿場町として、また有明海に臨む港町として豊かなまちなみがつくられました。 平成18年4月に茅葺町家と桟瓦葺町家が軒を連ねる在郷町「浜庄津町浜金屋町」(はましょうづまちかなやまち)と白壁土蔵造りの酒蔵が数多く残る醸造町「浜中町八本木宿」(はまなかまちはちほんぎしゅく)の2地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。 浜中町八本木宿は通称「酒蔵通り」と呼ばれ、酒蔵見学なども行っており、茅葺の武家屋敷「旧乗田家住宅(市の重要文化財指定)」や「継場」などの建物も見ごたえがあります。 一味違ったボランティアガイド(要予約)の案内による散策もできますので、ぜひ足をお運びください!
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